「子どもの居場所」について 東京・生活者ネットワーク
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2001 年 6 月 10 日     カテゴリ:子ども・教育
「子どもの居場所」について
〜小金井市6月定例議会の一般質問より〜
小金井市議会議員 藤村 忍
小金井・生活者ネットワーク

 「子どもが安心して居られる場所」「子どもが自由に活動できる場所」が欲しい、こんな声が以前より地域の子どもや親からしばしば聞こえてきました。都市化が進むなか、子どもの遊び場は減少している一方、市内にあるさまざまな公共施設も、子どもにとって利用しやすい状況にありません。とくに中高生が自由に集える場所が非常に少ないことが課題として上がっています。

 そこで今回の一般質問のひとつに、新しくできる予定の地域センターを取り上げました。子どもにも利用しやすい施設にするために、建設の計画段階から子どもが参画できるシステムをつくることを要望しました。この件について、担当部局はこれまで、「基本計画等の段階から市民の意見も聞きたい」という答弁にとどまっていましたが、今回の質問では、はっきりと子どもも参加できることを含めた形で検討していくとの答弁を返してもらうことができました。

 このほか、
●地域の子どもとおとなが交流でき、信頼関係を築ける場として、公民館で行われるIT講習会で、子どもがおとなにパソコンを教える試みをすること
●保護者の承諾なしでも、子ども自身の責任で公民館の部屋を自由に借りることができるようにして欲しい、
などを要望としてあげました。
 
 これまでの子育て支援策といえば、どちらかというと親への支援が中心でした。しかし、大人への成長過程にある子どもにとって、一番大切なことは「自ら生きる力、自立する力」を養うことです。子どもを地域から排除するのでなく、家庭や学校、地域全体で子どもの成長を支えるしくみをつくることが必要です。

 昨年、小金井生活者ネットの呼びかけで「子どもの権利を守るしくみをつくる会」を立ち上げ、チャイルドラインに取り組んでいる方を招いての講演会や子どもが自主運営自主管理している杉並区立児童青少年センター「ゆう杉並」の見学会などを実施するなかで、小金井でどんなことが実現できるかを模索してきました。地域の中の子どもの居場所は、単に遊び場としての機能だけではなく、子どもが社会性を身につけ、また自らの責任で考え行動できる場としても大きな役割を持ちます。今回は時間の都合上、要望で終わってしまった内容が多く残念でしたが、今後も引き続き、地域の人たちとともに、子どもの居場所も含め、だれにとっても開かれた公共施設づくりに取り組んでいきたいと考えています。



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