シリーズ 子どものこと、地域で考えよう 東京・生活者ネットワーク
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2001 年 4 月 15 日     カテゴリ:子ども・教育
シリーズ 子どものこと、地域で考えよう

町田市議会議員 中西佳代子
町田・生活者ネットワーク

去る1月29日、「NPOの役割」についての日米比較研究を行っているToCoBoNプロジェクトが招聘したアメリカのNPO「ハックルベリー・ユースプログラム」理事であるアーノルド・パーキンスさんを町田にお招きしました。きっかけは衆議院議員の石毛えい子さんからのよびかけでした。急きょ実行委員会「子どもを地域・社会で育てる会」を結成し、シンポジウムを開催しました。

 コーディネーター役を林大介さん(子どもの権利条約を進める町田の会の代表)にお願いし、まず、アーノルド・パーキンスさんによる「ハックルベリー・ユースプログラム」の活動についての基調講演、つづいて警視庁八王子少年センターの方、青少年のためのフリースペース「れんげ舎」の方に、それぞれの立場での今の子どもたちの現状を報告していただきました。石毛えい子さんからは、少年法改正についての国会の審議状況などをお話していただきました。「ハックルベリー・ユースプログラム」は、家出少年のシェルターを運営するNPOで、青少年のエイズ予防など健康に関する事業も行っています。設立当初(1967年)は、法的根拠がなく創設者はしばしば告訴、逮捕されましたが、その後「全米家出青少年法」が成立し、今は行政とのパートナーシップを確立しています。資金の6割を行政が負担していますが、あくまでNPOの創造的で柔軟な対応や効率のよい点をメリットとして活動しているということです。

 八王子少年センターの方からは、青少年やその家族を地域でサポートする市民の協力に期待しているとのお話があり、警察の日々の努力とその限界についても考えさせられました。フリースペース「れんげ舎」の方の、「子どもたちは、家族や地域のおとな同士が信頼関係を基本につながっているかどうかをしっかり見ている。まずおとな同士の本音の関係づくりから始めることが求められている。」というお話は、参加者ひとりひとりに向けられた鋭い指摘だったのではないでしょうか。

 開催日が平日だったにもかかわらず予想以上の参加があり、今、多くの人が青少年の問題やNPOに関心を持っていることがわかりました。会では、第2弾として3月に弁護士の石井小夜子さんをお迎えして、犯罪に走ってしまった子どもたちの背景や、少年法の改正の問題点をテーマに話し合いました。また5月26日に、第3弾として「動物を通した子どもたちの心の癒し」をテーマに講演会「馬を通してのセラピーから学ぶ」を企画しています。

 お問い合わせは町田・生活者ネットワーク042−729−2296まで。



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