フリーター31人に聞きました 東京・生活者ネットワーク
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2005 年 5 月 31 日     カテゴリ:労働
フリーター31人に聞きました

先日、ニートの数が既に60万との報道がありました。
生活者ネットワークでは、これからの「働き方」を考えていくために、昨年、調査活動を行い、フリーターの人を対象にも調査を行いました。以下その結果です。

●対象者31人(34歳以下の、男性14人・女性17人)のプロフィールは、親・兄弟姉妹と同居している人が26人、ひとり暮らしは5人にすぎない。同居者から金銭的援助を受けている11人、同居者と生活費を分担している8人である。大学卒業者14人、大学中退2人など高学歴が多い。 04年4月調査。
●働き方の現状は、 正規雇用からフリーターへ移行せざるを得なかった人10人。 卒業直後から就職できずアルバイトなどで働き始めた人が圧倒的である。 現在の職種は、 事務などデスクワーク7人、 コンビニなど販売6人、 レストランなど4人、 塾・大学などの時間講師3人、 その他介護士、建築現場、美術館の誘導など多様。月収は、大学卒初任給の手取りベースに近い15万円以上が12人。 有期雇用は22人に上るが、 ほとんどの人が雇い入れ契約書の存在を認知していない。 社会保障加入状況は、 健康保険17人、年金12人、雇用保険8人、 いずれも加入のない人5人である。
●現在の不安として、 収入をあげる人20人、 社会保障の不備16人である。 制度的に必要だと思うものとして、 健康保険への加入17人、 低家賃の住宅14人、 年金への加入13人であった。 仕事を見つける方法に、 就職情報誌をあげた人12人、 インターネット4人で、 ハローワークなどへ積極的に出かける人は2人と、 極めて少ない。
●正社員志向型14人、 自己実現型11人、 やりたいこと模索型4人、 フリーター継続型2人に分類。 自己実現型も起業や福祉職、 社会的な活動に携わりたいなど多様であるが、現にむけた具体的な取り組みが見受けられない。 大半がフリーターのままでいいとは思っていないが、 卒業後の時間が長いほど就職活動から遠ざかっている。 教員免許、 司書資格、 学芸員資格、 秘書検定、 旅行取扱主任やTOEFLなど資格をもつ人も多いが、 それが活かされず、 職業訓練もほとんどされていないことがわかる。 

<調査結果より> 
今、不安なこと(複数回答、数字は人数)
収入 20
キャリア 5
年齢 8
失業 5
健康 3
子育て 0
老後 5
社会保障 16
その他 3

●2004年9月発行 500円
冊子「私たちがつくる新しいワークルール・PART2」発売中


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