子どもたちに伝えなければならないこと 東京・生活者ネットワーク
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2007 年 10 月 1 日    
子どもたちに伝えなければならないこと
〜高校教科書日本史検定のやり直しを求める〜
 9月29日、沖縄では高校教科書検定の撤回を求める県民大会に11万人もの人が集まりました。沖縄戦で、日本軍が住民に「集団自決」を強制したという記述を、文部科学省が昨年度の高校の日本史教科検定で削除したことに対して、大きな県民の憤りが抗議の行動となりました。
 太平洋戦争において日本で唯一の地上戦の惨禍を受けた沖縄では、その歴史を経験した方が生きており、多くの証言も残されています。また、占領したアメリカ軍の公文書にも手榴弾や薬物での民間人の集団自決による負傷者の記録が残されています。

 文部科学省は、専門的な調査審議に基づいて検定されており、検定意見の変更はしないとしていますが、教科用図書検定調査審議会(教科書審議会)の日本史小委員会では「集団自決」の記述について、文科省の教科書調査官が検定意見の原案を示して説明しただけで話し合いはなかったことを、審議委員自身が話しています。

 多くの自治体に、この教科書検定の撤回を求める意見書提出の請願・陳情が出されており、国立市議会、国分寺市議会では、意見書が採択されました。生活者ネットワークは、これまで歴史事実を自虐史観として排除しようとする動きに対して危機感を持って抗議してきました。今回の「集団自決」の日本軍による強制の記述削除については、文部科学省に対して強く抗議し、日本史教科書検定をやり直すことを強く求めます。



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